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前回の近況報告から、3ヶ月になろうとしております。 札幌では秋も深まり初雪が降りました。肌寒さが身にしみる冬隣。公私ともに年末に向けて慌ただしい時期に入りましたが、皆様、お元気でご活躍のことと拝察申し上げます。 今日11月8日、アメリカ大統領選挙でバイデン氏が当選確率になりました。 日本のみならず世界中がこのニュースで湧き上がっております。 しかし私は、建国僅か244年しか経っていない新興国の多民族国家アメリカの選挙など、どうでも良いと思っております。 日本は、倭国・邪馬台国の時代から2000年以上の歴史があり、一度も他民族から侵略され領地を奪われたことがなく、世界史でも類を見ない独立国家であり誇りを抱いております。
一方、建国僅か244年のアメリカは、1492年にコロンブスによる大陸発見以降、移住したヨーロッパ人(白人)によって、そこに代々住み生活していた人びと(インディアン等)を動物同然に虐殺し駆り立て、奴隷化して酷使しました。
1622年ころからインディアン部族と白人入植者の小競り合いが続いていましたが、白人入植者の増加とともに、列強による植民地戦争とも絡みながら、大規模化していき、北米植民地戦争、民族浄化、集団殺害(ジェノサイド)に至りました。 アメリカ独立戦争以後、「豊かで安い土地」を求めて白人入植者が西進(西部侵攻)するようになると、当然そこに住むインディアン部族は邪魔者となります。その結果、これを排除しようとするアメリカ合衆国政府とインディアン部族の撲滅戦争と化しました。 そうして、インディアン部族は固有の領土を奪われ、アメリカ連邦政府が信託保留する土地、いわゆる「保留地 (Reservation)」に押し込められることを強要されたため、激しく抵抗するようになっていきます。 一方で、白人の持ち込んだ様々な疫病は、免疫を持たないインディアン部族を激減させ、その力を削いでいきました。絶滅した部族も多く、縮小した部族の多くが別部族の傘下に入り、北東部での勢力図は白人との戦争と疫病によって大きく変えられていきます。 デトロイトに駐屯していたイギリス軍と同盟を組んだ北米インディアン部族は、自分達の土地を侵略してくる白人入植者の波を止めることを戦争に期待していましたが、結果はイギリスが自国の兵力増強のためにインディアン部族を利用するのが目的だったわけです。 アメリカ独立戦争の西部戦線は、アメリカ合衆国の歴史の中で、最も広範で破壊的なインディアン戦争になっていきます。 米英戦争の口実は、合衆国側から見れば、イギリスによる貿易の妨害でしたが、当時、タカ派と言われた主戦派のもくろみは、合衆国の領土の拡張であり、最終的にはインディアン部族から土地を奪うことでした。 ほとんどの西部劇(映画)でも、インディアンが悪人で白人が善人という構成になっています。これも、白人による合衆国の領土拡張を正当化するものでした。 このように、アメリカの歴史は先住民迫害の歴史であり、更に16世紀からアフリカ大陸の黒人奴隷を供給する大西洋奴隷貿易が始まっていました。 黒人には経済的に自立する基盤が与えられなかったため、貧困が続き、そのため白人に対する差別感情はなくならず、その後も真の黒人解放、平等化をめざす運動が起こり、第二次世界大戦後の公民権運動によって黒人差別は法的に否定されたましたが、アメリカの人種問題は現在も深刻な国内問題として続いています。 ところで、今回私は、次期アメリカ大統領選挙に敗北したトランプ大統領の共和党のシンボルカラーが「赤色」とは初めて知りました。 労働組合や共産党が掲げる赤旗の「赤」は、革命で犠牲になった「労働者階級の血の色」というイメージだったのですが、トランプの赤は何のシンボルなんでしょうか。トランプが吐く言葉の「真っ赤なウソ」の赤としか思えませんね。
管政権 評論家の森田実氏はこう言います。 「政治の目的は人間的善の追求にあるということです。正反対なのが国民にウソばかりついて不誠実極まりない安倍政権です。ウソがバレても平気の平左。責任を役人に押し付け、自分たちだけは甘い汁を吸い続けている。」 次のくだりは、日本のニュースサイト LITERAの管政権に関する記事の最後の文章のくだりです。
管首相は安倍前首相と異なり嘘は少ないようですが、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命除外に、公安警察が介入したとしたら、戦前のように暗黒政治になる恐れがあります。 私から見れば、公安警察の体質は、思想や反体制人物の取り締まりが主で、戦前の特高警察と同じです。このような組織が管内閣の裏で暗躍すると、民主主義の末期症状です。警察も同様で、捜査当局上層部はアナログ的人間が多く、5球スーパーや並三、並4ラジオの時代の人間集団です。 彼ら上層部はコンピューターのアプリケーションソフトやハードの使い方さえ分からない人間ばかりで、苔が生えた組織集団です。 そうした人間の集団でも上下関係が厳しいがため、警察関係者の性犯罪、窃盗強盗、殺人、詐欺、交通犯罪そして冤罪が途絶えません。なぜなら、もし上司が信頼と尊敬に値する人物なら、全ての警察官は警察組織を守り、社会的責任と奉仕の精神が強化されるからです。 法的理由も無しに、首相に対するヤジを排除したり、路上での演説を停止させるといった戦前のような公安や警察体制が持続する限り、国民の信頼を失うとともに警察関係者の犯罪は増え続けるでしょう。
アマチュア無線アンテナの整備 9月から11月にかけて、屋根の上に設置した無線アンテナを40年ぶりに移動しました。移動といいましても、中2階の屋根から2階の屋根に移しただけですが、HF(1)、VHF(2)、UHF(1)の計4本ですので、結構時間が掛かりました。
アマチュア無線免許を取得してから50年近くになります。 当初は主にVHF(2m)144Mhz帯で活動していましたが、それからどんどんエスカレートして、独学でモールス信号を学びながら1級ライセンスを取得して、HF帯 7/21/28~29MHz、さらにUHF430HZ帯まで進出しました。 この間、ボーナスや専門学校からの講師料のほとんどを無線機やアンテナ設備、そしてオーディオとコンピュータ関連に投資したため、妻を説得するのにたいへん苦労しました。 アマチュア無線を始めた当時は、144Mhz帯は非常に混み合っていて、空きチャンネル(周波数)を探すのがたいへんでしたが、スマフォが普及したせいか、現在はガラガラです。 また珍しい国のアマチュア無線局が交信している場合や、JARL日本アマチュア無線連盟コンテスト(※1)には、特にHF帯の3.5Mhz帯や7Mhz帯で、何カ所かでパイルアップ(※2)があり、これがアマチュア無線の醍醐味のひとつです。 アマチュア無線局の電波利用料は年額300円であり、スマフォ利用料の月額数千円と比べると相当安いです。 この電波利用料ですが、テレビ局の利用料も格段に安いです。これはある意味でテレビ局の利権で、日本政府の手厚い規制と放送免許の甘い認可などに守られ、テレビ局には新規参入が全くありません。また、経済価値に見合った公共の「電波利用料」を殆ど払っていないのが現実です。 テレビ局の「電波利用料」は、売上高の僅か0.14%で、支払う電波利用料は年間わずか3億7600万円なのに対して、売上高はその738倍の2777億円になります。キー局も数百倍の収益で、まさに「濡れ手で粟」の商売です。 地方局の電波利用料は、キー局よりさらに安く、地方のテレビ局で電波利用料がもっとも低いのは「テレビ埼玉」です。テレビ埼玉の売り上げ約40億円に対し、電波利用料は年間わずか約119万円(月10万円程度)で、少し広いワンルームマンションの家賃程度です。 これでは、日本のテレビ局は、日本政府に対して強く出られないことが分かります。なぜなら、日本政府に電波利用料を上げられると、経営に支障が出るからです。日本政府は、電波利用料を「人質」に、日本メディア・テレビ局を自由にコントロールしているとも言えます。 過去のジャーナリストは「ペンは剣よりも強し(思想や文学の力は武力よりも大きな力をもつ)」を信念に、権力には屈しませんでしたが、今は「カネ(金)はペンよりも強し」になり、権力の手先になりました。 しかし、実際の「ペンは剣よりも強し」の本当の意味は、次の通りです。
母の容態 先日の11月5日午前10時に施設に面会に行きました。 母は私を息子と分かったようですが、名前がなかなか出てきませんでした。 当然、私の父や弟や妹、叔父叔母の名前を挙げても、誰だか分からないようでした。 名前が分からなくても本人が面会に行けば、分かると思いますが、親戚の多くは、遠方と高齢そして持病があるということで、なかなか面会に出てこられないようです。 叔母に電話をかけて、母の容態で「おばさんは分かってくれました。」と伝えると「嬉しい」という返事が返ってきます。やはり叔母は、姉から忘れられるということが、一番、寂しいということでしょう。 私も、人間として、忘れられることがないよう、生きていきたいと思っています。 「人は一代、名は末代」 では、今日はここまでにしたいと思います。 2020/11/8 石川栄一 ※1 : 定められた時間内に多くの交信数をこなす事。 ※2 : マチュア無線で多数のアマチュア局から一斉に呼ばれる事。 |
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暑中お見舞い申し上げます。 みなさん、こんばんは。お変わりありませんか。 今年の夏は、新型コロナ禍に加えて、猛暑による熱中症対策でたいへんですね。その点、札幌では気温が30度以上に上がらない日が多く、比較的過ごしやすい夏でした。
さて、国や自治体が「三密」を避けよと唱えながら、GoToトラベルキャンペーンが実施されております。そのGoToの読み方ですが、どうも私は「後藤(ごとう)」と読んでしまいます。 それともう一つは、コンピュータのBASIC言語のgoto文(ゴートゥぶん、英: goto statement)を思い浮かべます。具体的にはプログラミングで指定された場所に”無条件”にジャンプ(移動)するという制御文の一つです。 但し、goto文は、それ単体では動作できず、必ずラベル(識別子)や行番号によって飛び先(目的地)を指定することが必要になります。 例えば次のプログラムを実行しますと、20行目(PRINT "Tokyo")がスキップされ、画面には「Osaka」と表示されます。( '=コメント文)
このgoto文をサポートする言語には、BASICの他にも、FORTRANや C (C++)言語等がありますが、BASIC言語はインタプリタ形式であり、FORTRANやCはコンパイラ形式であります。 つまり、プログラムを実行するには、コンピュータが理解できる「0と1 」を並べたビット列(機械語【マシン語 / machine language / machine code】)に変換しなければなりません。 BASIC言語の実行は「逐次変換方式」ですので、当然時間が掛かりますが、FORTRANやCは「一括変換方式」で事前に機械語に変換されているので、高速に処理することが可能で、またコンパイル(機械語に変換)されたプログラムは単独で実行できます。 一方、BASIC言語の実行にはインタプリタとソースプログラムが必要になります。 コンピュータには、BASICやFORTRANそしてC言語の他にも、「インタプリタ」と「コンパイラ」両方の特徴を持つJava言語があります。 余談が多くなりましたが、私が何を言いたいのかと申しますと、安易にこのgoto文を使い過ぎると、絡み合う(スパゲティコードの)ような処理の流れが生成され、無限ループの原因になり易いので、注意が必要だと言うことです。 GoToトラベルキャンペーンも、このような無限ループにならないことを祈ります。また、指定した回数だけ繰り返し実行する「For Next文」もあります。
このプログラムを実行しますと、画面には「Tokyo Tokyo Tokyo 」とTokyoが3回表示されます。FOR I=1 TO 3をFOR I=1 TO 5としますと、Tokyoが5回表示されます。FOR I=1 TO Nの「Nを指定」することで、繰り返す回数を指定できます。 そうした意味で、新型コロナ禍でのトラベルキャンペーンはどうやら失敗に終わるようですが、今後実施する場合は、Go Toトラベルキャンペーンよりも For Nextトラベルキャンペーンのほうが良いかも知れません。
恩師の死去 私の上司でもあり恩師である田川遼三郎先生が令和2年6月25日に永眠いたしました。享年92歳。 訃報を受けた私は、メールアドレスが分かる同窓生全員にはメールで、その他の同窓会員には電話やFAXで連絡しました。 葬儀は、新型コロナ禍の真っ只中でもあり参列者は少なかったのですが、厳かに執り行われました。 田川遼三郎先生は本当に優しい方でした。社会人になったばかりで、右も左もわからない私を、上司として、また人生の先輩として、温かい目で見守ってくださいました。感謝の気持ちでいっぱいです。 田川先生は電気工学科の他の教授と同様に「穏健派、慎重派」で、私の社会活動にも、あるときは支持され賛同されました。各種署名運動にもいつも同意してくださいました。 また、政治運動に対する本部事務局の事務官からの不当な介入に対しても、田川先生は私の盾になり守ってくれたこともあります。 私が田川先生の下で技官として在籍する過程は次の通りです。 1968年の5月。それは、ある日、市電の中で、高校時代の恩師に会った事が切っ掛けでした。 私は国家公務員採用試験に合格しており、自宅宛には北海道警察通信部や苫小牧高専などから数通の面接通知が届いていましたが、いずれも気乗りしなかったため、高校時代の恩師の誘いを受け入れ、最初は応用電気研究所の吉本先生と面接することになりました。 ところが、技官を求めているのは、応用電気研究所ではなく、北大工学部電気工学科の電気回路工学講座だと言われ、吉本先生からは、応用電気研究所に空きができたら、戻ってきて欲しいと言われました。 翌日、電気回路工学講座の教授と面接しました。 しかし教授は、3月に助手を採用したばかりなので、空きがないと言うのです。教授は「電気機械学第二講座の田川先生のところで技官を求めているので、連絡をしておいた」と述べました。 しばらくして、田川先生がやってきたので挨拶をしました。田川先生は当時36歳で、教授になったばかりでした。 翌日、学科主任教授と工学部人事係長の二人と面談をした後、助手に引率されて、電気工学科の各教授室を挨拶回りをしました。最初、戸惑ったのは、この挨拶回りにも「偉い(古い)教授の順」という順番があったと言うことです。従って、それぞれの教授室が順番に並んでいなかったため、工学部管理棟6階の廊下を行ったり来たりしながら挨拶回りをしなければなりませんでした。 それが終了してから、助教授が実験室に案内してくれました。助教授はまだ26歳で、当時は無整流子電動機の研究をしていました。 実験室には、4人の大学院生がおり、その中には、元JR北海道会長の柿沼博彦(当時は大学院生)さんもいました。大学院生とは言っても、私よりも年長でした。柿沼さんは正義感の強い人で、いつも私の味方になってくれました。その後私は、助教授が教授に昇格するまで、アシスタントとして仕事をすることになります。 私が今でも光栄に思っているのは、助教授から『機械の専門家(高橋助手)と電子の専門家(私、石川)が居れば鬼に金棒ですね』と褒められたことでした。
母の容態 7月上旬に「<特養>予約制による面会」が可能になり、私が面会できたのは、7月14日(火)の午後3時から15分間でした。 母は食欲もあり、会話も出来ましたが、認知症が進んできたためか、私の問いかけに対しても適切に判断できず、母自身が覚えていることを一方的に喋り続けるようになっています。 認知症介護の平均的な期間は6~7年とされていますが、私の母の場合、病院と施設での5年間に、自宅で介護した8年間を加えますと、介護の期間はもう13年間になります。この13年間は私が定年退官後の年数と同じです。つまり、私が北海道大学を定年退官した年に、母は認知症を発症したわけです。 しかしまだ母の認知症は末期ではなさそうで、私の名前や親戚の名前も覚えており、特に昔のことを話すと懐かしそうに微笑みます。 母が入所している施設はコロナ禍の広がりにより、8月から特別な事情が無い限り面会が不可になりました。私は7月31日に施設のベランダのガラス越しに10分ほど会話をしましたが、それ以降は面会していません。 施設側から見れば、面会者は全て新型コロナの要注意人物でしょうから、仕方がありません。施設で一人でも感染したら、集団感染(クラスター)が発生し、最悪の場合、大規模な集団発生(メガクラスター)に繋がる可能性があります。そうなると、高齢者は重症化して死に至ります。 最近は、次に母と会えるのは、お墓の中かも知れません、と思ったりもしますが、早く新型コロナ禍の収束を祈るばかりです。
さっぽろ昔話(70年前の記録) 貧困の話 《昭和二十年代初期》 当時は、クルマもない、冷蔵庫や洗濯機もない、満足な衣服もない、あるのは寝るところと食べるところくらいでした。このように市民が皆、貧乏であれば貧富の差が無いのは当然です。 しかし寝るところもなく、食うこともできない人々もいました。そのような人々は、私の家のような、貧乏人の家からも、食べる物を貰いながら暮らしていたようです。当時、そういう人々のことを「乞食」 とか「物もらい」と呼んでいました。 私が3歳くらいのころ、母子が我が家に「食べる物を頂けませんか」と訪問して来ました。私の母親は、その2人におにぎりを握ってあげていました。子供は、私と同じ年頃の女の子でした。 今年のお盆は過ぎましたが、その頃の思い出話が、母と面会に行ったとき、何時ものように話題になります。 札幌円山公園の南側、裏参道の横に坂下公園があり、その奥に円山墓地があります。円山墓地には、祖父の墓があり、私は毎年、両親に連れられてお参りにいきました。 円山墓地には、住む家の無い家族がたむろしており、私たちの墓参がいつ終わるかを、その家族の子供が陰から探っていたので、私が側に近づいて行くと、その子の両親や兄弟らしき家族がゴザを敷き、その中央にテーブルを置いて座っていました。 私はその光景を見てビックリし両親の側に引き返しましたが、戦災で住む家を無くした人々は、お墓のお供えを食べながら暮らしていたようです。
安倍首相の連続在職日数が最長 戦災で住む家を無くしても誰も責任を取りません。どのような不祥事にも責任を取らないのは今の安倍内閣と同じです。安倍首相ご本人は「責任は全て私にある」とは言いますが、責任を取ったためしはありません。 今日で安倍首相の連続在職日数が最長の2799日なったとのことですが、北方領土問題や北朝鮮拉致問題など何一つ成果がなく、国費あるいは国有財産が不当に処分された「森友学園事件」「加計学園事件」「桜を見る会事件」など腐敗だらけです。 この3件の内一つでも立件されておれば、安倍晋三首相の命運が尽きていたはずで、特に「森友学園事件」では「公文書改ざんを行った」と当事者が手記を残し自殺しておりますが、検察は動きませんでした。 更には、安倍首相自ら大手テレビ局の幹部や新聞社幹部らを手なずけ、マスメディアに介入しています。その結果、マスメディアは安倍政権への批判を真っ向から展開することもなく、「安倍の太鼓持ち」としてコントロールされっぱなしに陥っています。 そして今、新型コロナ禍での危機管理能力の欠如が露呈しました。その結果、安倍首相の連続在職日数は、悪夢の2799日になっています。そしてその在職期間が延びれば延びるほど安倍政権の腐敗臭が漂い、貧富の差は拡大すると共に、日本の政治と経済は崩壊して行く事になります。 いま、NHKや各民放では、中国や北朝鮮の例を上げて反中、反北、更に反共プロパガンダ(反共産主義宣伝戦)を盛んに行っておりますが、かつてのナチスドイツでも、ファシスト政権のイタリアや軍事政権の日本でも『支配者が戦争を起こすときには必ず反共プロパガンダが盛んになる』ことを忘れてはなりません。 1970年代の高度成長期の日本は一億総中流と言われていましたが、いまや日本は、過去のような中産階級は消滅し『有産階級(ブルジョア)資本家・地主など財産と生産手段を私有している階級』の上級国民と、『無産階級=労働者階級(プロレタリア)生産手段を所有せず、労働で得た賃金で生活する階級』の下級国民に2極化されつつあります。 そして「有産階級」の国民は、自分たちの利益を守らんが為に躍起になって、マスメディアを利用してに反共プロパガンダを展開していきます。 気持ちは分かります。もしも日本が共産主義になったら、労働者を中心とする「無産階級」によるプロレタリア独裁になり、「有産階級」の上級国民が、「無産階級」の下級国民を搾取収奪して蓄えた土地や財産がすべて国家に没収されます。 これから100年後の日本はどうなっているかを知る由もありませんが、まず、独立国として存在できるかどうかが問題です。 それともアメリカの統治下になるのか、あるいはロシアの統治下か中国の統治下か、第三国による統治下になるのか。何故、そのような心配をしなければならないかと申しますと、原発事故問題です。 いまだに福島第一原発事故の避難生活者が4万8000人(2020年2月10日現在 復興庁調査)もいる原発事故は100年経っても収束しないでしょう。 もし中国とアメリカ、あるいは北朝鮮とアメリカが戦争になると、まず米軍基地のある日本がミサイル攻撃を受けるでしょう。 仮に「中国の日本攻撃可のミサイル2000発(米安保専門家)朝日新聞デジタル」を59基の日本の原発に撃ち込まれたら、日本は壊滅するでしょう。 日本を潰すには、ミサイル発射のボタンを押すだけですので、核爆弾や軍隊は必要ありません。誰かが2000発の巡航ミサイルを発射し、日本の原発をことごとく破壊すれば良いのです。これは100年後のことではなく、今でも起こり得ることです。 いつの時代でも、かつての日独伊防共協定に見られるように、政府やマスメディアによる反共プロパガンダは『戦争前夜』であることを覚えておくことです。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2020/8/24 石川栄一 |
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みなさん、こんばんは。お元気ですか 前回の近況報告2月でも、新型コロナウイルス感染症について、見解等を述べていますが、現在、まだ収束していません。この状況では、あと1年以上は続くものと思われます。 この間、コメディアンの志村けんさんや女優の岡江久美子さんが死去されましたが、これは、受診目安を『※37.5度以上発熱が4日以上続く場合』と決めた、政府の専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)の決定に問題があると思っています。 この受診目安がなければ、お二人とも亡くならずに済んだかも知れませんね。 ※「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について」 (事務連絡 令和2年2月17日 厚生労働省健康局結核感染症課)
マスク騒動について 国民の皆さんが困っているとき、一儲けしようとする輩が、いつもながら出てくるものです。新型コロナウイルス騒動の前は、50枚入りが1箱598円くらいと1枚12円程度で買えたものが、高いときには、50枚で5000円以上と8倍以上に跳ね上がり、AMAZON(通販サイト)では、一時期、1万円近い価格設定で出品している店舗もありました。 あまりにも浅ましいというかセコすぎます。同じ日本人として恥ずかしいことと呆れていましたが、ひょっとしたら外国人ではないかと思ったりもしています。 それよりも浅ましいのは、新型コロナウイルス騒動に乗じての「アベノマスク」。アベノマスク2枚配布に経費466億円(これ全て税金)のほうが大問題。そもそも、官公庁の調達では競争入札が原則のはずですが、布マスクは「緊急性が高い」として、随意契約だったようです。 しかし、「緊急性が高い」割には、我が家に送られてきたのは、4月7日の閣議決定から、1ヶ月以上経った5月下旬です。 また、随意契約の場合は、これまでの実績などが問われますが、まったく実績が無く、マスクとは縁がないバイオマス発電用木質ペレットの輸入を手がけるユースビオ社のように、急ごしらえブローカーが、国の事業に関与することが、問題にならない方がどこかおかしい。どうも、利権が絡んでいるように思われます。 (参考までに、布製マスクを納入した企業は、興和、伊藤忠、マツオカ、ユースビオ、横井定の5社) さて、新型コロナウイルスは、マスクの目よりも極めて小さいため、ウイルスが通り抜けて人の口や鼻から吸引されてしまいます。医療用とされている高性能N95マスクでも新型コロナウイルスを完璧には防げません。 そこで私が考えたのは、マスクに「超小型の電動ファンを付けてウイルスを撃退する」ような構造にしたらどうか、と思っていたら、ファン付きのマスクが市販されていました。
しかし、このマスクは吸収式ですので、新型コロナウイルスのような、極微少なウィルスまでも吸収するおそれがあるので、モーターを逆転させて、反発式にするとウィルスを撃退できると考えます。 また、フェイスガードには、その異様さ鬱陶しさを感じる方もいると思いますので、あの前面のプラスチック部分を取り去り、ヘッドの部分に超小型のシロッコファン(縦長の細長い板状の羽根が筒状にとりつけられているファン)を取り付けて、エアカーテン(エアシールド)にしたらどうでしょう。超小型のシロッコファンが開発されれば、比較的簡単に作れると思います。 今回の新型コロナウイルス騒動で感じたことは、日本は永久に戦争ができない国になっているということです。 緊急事態宣言による外出自粛要請の結果、事業運営に影響が出ている事業主に対して、国からさまざまな補償や支援策が施されています。つまり、外出自粛と補償はセットにしなければならないわけです。 もし、戦争でも起きたら、多くの国民は徴兵されますが、それに対して文句は言えません。たとえ徴兵されなくても、ミサイル攻撃や空爆により自宅が被災し大勢の死傷者が出ても、政府は補償などしません。当然、生命保険や火災保険でも補償されません。 私は、日本が戦争ができない国になって、ひとまず安心しています。
2月以降の報告 昨年の秋から、右腰の痛みに悩まされ、手術を受けることも考えましたが、踏ん切りがつかず、整形外科から処方された薬で痛みを抑えています。 また、痛みに堪えながら除雪機で自宅周辺の除雪作業に励みました。 素人の整備でも除雪機の調子も徐々に良くなり、30年以上使われてきたとは思えないほど快調でした。しかし、サイドクラッチがないため旋回の時は多少、労力が必要ですが、良い運動になります。 3月11日は、父の33回目の命日でしたので、23回忌のようにホテルでの法要も計画していましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、自宅にて兄弟家族のみで、お経のカセットテープを流しながら昼食会形式で行いました。以前、家族旅行の際、永平寺で買ったお経テープ(曹洞宗 修正義 般若心経 観音経 / 大本山永平寺)が役に立ちました。 3月下旬には町内会の班役員会議があり、副班長を担当する事になりました。私の班の世帯数は、123世帯ありますので、市の広報等を配布するのに少々手間がかかります。 何故かといいますと、広報等の配布を分担するために、班を10組に分けて、二ヶ月毎に担当する組当番を決めているのですが、当番の札を玄関前に掲示していない家があるので、誰が組当番か分からない組もあるのです。その場合は当然、広報等が配布できないか、遅れる事もあるのです。 4月は、町内会の班総会があり、私が、副班長を担当することが正式に決まり、広報等の配布を迅速に行うため、必ず当番の札を玄関前の見やすい場所に掲示するよう要望しました。 これは、当たり前のことなんですが、当番を他人事のように考えている町内会員が多いように感じます。班総会の出席世帯数でさえ、その出席率は例年15%~25%程度とは、意識が低いと感じています。 5月上旬からは、北大工学部の先輩女性から依頼され、25周年記念「女声合唱団 コーロ・ドルチエのあゆみ」のデザインワークを行いました。
すべて、Microsoft Word 2016での編集でしたが、やはり歳のせいか、画像に関する各機能の使い方が思い出せず、結構時間がかかりました。 5月下旬には、ニセコ山荘に行き、冬囲いを外し、地階の壁紙の修復作業や草刈りを行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、外出自粛令が発せられていたので、多少気が引けましたが、防犯の対策もしなければならないため、7ヶ月ぶりに行ってみました。
2月から今日まで、あっという間に月日が過ぎ去り、今月6月でもう1年の半分は終わってしまうんですね。歳を取るのは早いものです。20代の若かりし頃(50年前)の時の流れ、大学紛争、70年安保闘争、登山、音楽サークル活動そして結婚と、その頃が一番長く感じられました。 最近、私が困っていることは、置き忘れです。酷いときには数秒前に、何気なく物を置いた場所さえ忘れることがあります。 これはもう、認知症の前兆なのかも知れませんね。 考え様によっては、認知症になった方が、私よりも早く妻や娘、親や兄弟が亡くなって別れるとき、悲しくないかも知れません。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2020/6/2 石川栄一 |
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令和2年に入ってから、もう2月も半ばを過ぎました。 皆様、お変わりありませんか。 今年の札幌は雪が少なく、暖冬のまま春を迎えるのかな、とは思いもしませんでしたが、案の定、1月下旬から大雪が続き、札幌の積雪は例年通り70cmを超えました。
子供の頃は、初雪が降るとすぐに物置からスキーを出して、滑って遊んだものですが、現在は除雪機で自宅周辺の除雪をしています。 特に、大型除雪車が残していった雪の塊の処置は、自宅の除雪機では堅すぎて刃が立たないので大変です。雪の塊を一個一個、手で持ち上げて、道路脇に運ばなければなりません。足腰を悪くしている私にとっては重労働です。 掛かりつけの医師からは「足腰に負担をかけないように生活をしてください」と指導されていますが、それを誠実に守っていたら除雪も何もできなくなります。 足腰の痛みについては、近くの個人病院の医師から「手術をしなければ治りません」といわれましたが、総合病院の医師からは「手術は最後の手段です」と診断を受けています。どちらの医師の診断が適切なのか、迷います。 一応、個人病院の医師の診断に従い、2月13日に手術の予定でしたが、現在、保留して様子見状態です。 ところがです。2月9日の日曜日、運が悪かったのは私の娘のほうで、近くのスーパーに買い物に行った帰り、横断歩道で滑って転び、右足首を骨折してしまいました。 私が迎えに行ったときは、まだ歩ける状態なので捻挫だと思い、自宅に連れて帰りましたが、翌朝、「痛くて歩けない」と訴えるので、整形外科に行って診て貰ったところ「右足関節外果骨折」と診断されました。 災難はいつやってくるか分からないですね。入院日数は、手術で約1ヶ月、ギプス「保存療法」で2ヶ月とのことです。 勤務しているわけではないので、「保存療法」で治療して貰うことになりましたが、娘にとっては、入院期間中はタバコを吸えないので辛いかも知れません。この災難をきっかけに「禁煙」できれば良いのですが。 いや是非そう願いたいですね。 以前、ヘビースモーカーの「肺の写真」を見たことがあるのですが、まるで石炭のように真っ黒でした。腹黒というか、肺黒って感じですね。 また私の周囲には、ヘビースモーカーで悲惨な状態の人が結構います。あるいはいました。喉頭ガンになって亡くなった人や、肺気腫や肺炎を患い、辛い日々を送っている人などです。 私も若い頃はヘビースモーカーだったのですが、タバコを吸うと背中に痒いジンマシンができるので禁煙しました。当時よく吸っていたタバコは、ハイライト(20本)が80円、セブンスター(20本)が100円でした。 まあ、自分一人の問題ならタバコを吸うのは自由なのですが、タバコの煙は周囲にも害を及ぼしますから、やはり禁煙すべきでしょうね。 また、娘が入院した整形外科では、病院内でタバコを吸うと「即刻退院処置」になるとのことです。その病院にはタバコを吸うスペースもあるそうですが、屋外になるとのことです。 氷点下の時に、タバコ1本吸うために風邪でも引いたら、整形外科から内科のほうに転院しなければならなくなりますね。 タバコの問題は、煙だけではなく、ヘビースモーカーの身体から発する異臭です。また、マンションなどの集合住宅では、玄関や廊下などの共用部分にも異臭が漂います。ヘビースモーカーにとっては、タバコの煙や臭いは芳香かも知れませんが、一般の人にとっては異臭としか思えません。 昨年の12月から今年の1月にかけて、札幌市内のホテルで2回ほど会合や宴会があったのですが、私の記憶では、どこのホテルにも灰皿は置いていなかったように思います。幹事が頼んだら用意してくれたのかも知れません。
幹事と言えば、1月の中旬に中学時代の同期会があったのですが、公明党関係者の幹事と共産党関係者の幹事が、仲むつまじく、宴会の進行を司っていましたね。 「仲良きことは美しき哉(武者小路実篤)」という名言があるように、公明党と、共産党は政治では対立することがあっても、同期会やクラス会などの一般社会行事では、対立を超えて事に当たっていましたね。 「敵対意識は争いをあおりたて、恨みは良識をむしばむ」という考えもあるように「仲良きことは美しき哉」の名言は、現在の人間社会には最も理想的な言葉かな、と思います。 ただ、国会議員選挙で、中学時代の同級生から、公明党にお願い、あるいは共産党にお願いなど「お願いの投票依頼」がきたら、何処の党に投票するか迷います。 私は選挙権を持ってから、あくまで貧困層や弱者の立場を貫いており、上から偉そうにものを言う者や、営利・利己主義者を嫌います。また義理と人情を重んじていますので、必然と投票する候補者が決まります。 国会議員の給料はいくら?高すぎる?世界の議員と比較! しかし、与野党、何処の政党の議員も、国民の血税で、世界一高い国会議員歳費『議員歳費は2200万円、非課税で月額100万円のお手当、秘書3人の費用も税金2500万円)』を何のためらいもなく支給を受けています。 そもそも、歳費2,200万円も貰っている日本の国会議員に、国民生活向上のための政治などできるのか疑問です。 それはそうと、共産党関係者の共通点は、議論慣れしているせいか、自我が強く、どうも上から目線ですね。 私は、北大に勤務していた当時に共産党関係者の主義主張に慣らされましたので、何とも思いませんが、ほかの同期生はどうなんでしょう。 共産党関係者も気はいい人なんですが、年を取るにつれて性格も変わるんでしょうね。どう見ても、お山の大将になりたいように思えます。 新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)
今、世界中が新型肺炎関連で大騒ぎになっていますが、このような非常時に、なぜ外出禁止令を出さないんでしょうか。 安倍首相以下、親の七光政治家が、はたして国民の生命と財産を守るために働いているのか疑問です。
安倍政権は、カネを出したくないのか、新型コロナウイルスの集団感染が起こっているクルーズ船の約3700人全員のウイルス検査も遅れ、検疫官が神風特攻隊の如く、防護服も装着せず検査に当たっていました。 安倍政権は、クルーズ船を留め置き、監禁を続けて、その結果、乗客の人命を奪い、危険に晒しました。 更に、クルーズ船内で業務していた厚生労働省の職員の多くが、ウイルスの検査を受けずに職場に復帰しています。厚労省は、こうした職員ら全員に検査を受けさせないようです。 安倍政権はこれまで、感染症対策をおろそかにして、ヒトやカネをバッサリ削ってきました。例えば、国立感染研大リストラもそのひとつでありツケが回ってきたとも言えます。これは安倍政権による人災です。 安倍政権は「じゃ、どうすれば良かったのか」と開き直るでしょうが、そんなことは、年金生活者の10倍以上も俸給を受け取っている政治家が、専門家の意見をよく聞き、適切な対策を立てるべきでしょうね。 また、日本がF35戦闘機(一機分、116億円)を「爆買い(105機)」する余裕があるのなら、新型コロナウイルス対策に回すべきでしょうね。 そもそも、福島第一原発事故により、放射能と汚染土、汚染水に汚染されたこの国を、物好きに侵略する国などどこにもないと思いますよ。 母の容態
今年に入ってからの母は、時々微熱が出ますが、ほぼ安定しています。 新型肺炎という伝染病が蔓延っている現在、老人施設で暮らした方が一番安全かも知れませんね。 娘は足首の骨折で約2ヶ月の入院。妻は糖尿病で通院。私は高血圧と心臓、消化器そして腰痛で通院。やはり老人施設に入っている母が一番元気です。 しかし、もしも老人施設で新型肺炎が流行し、抵抗力の弱い高齢者が感染したら半数以上が重症になり 死亡するかも知れませんね。その対策は取れているのでしょうか。 TEAC A-6300の修理
以前にも述べたことがありますが、20年くらい前になるでしょうか、元同僚から頂いたテープデッキの左チャンネルの雑音(バリバリバリという轟音)が酷くなりました。 調べてみると、どうも低周波増幅回路の低雑音終段トランジスタ(2SA763)がこけているようなので、交換(右コラム参照)したところ、雑音がピタッと止まりました。 これで、もう暫く楽しむことができます。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2020/2/23 石川栄一 |
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みなさん、こんにちは。お元気にお過ごしですか。 色彩あふれる紅葉の美しさに心弾む季節にも終わりが近づき、札幌はもう晩秋から初冬に入ります。 先日まで、自宅周辺では、たくさんの雪虫が飛び回っていましたが、それも消え、もうすぐ冬、今週末から雪が降ってくるそうです。
天皇即位の礼 先月、天皇の即位の礼がありましたが、長野や千葉、東北では台風19号による河川の氾濫により、多くの家屋が水没し、その後始末が大変な時期に、と思ったのは私だけではないと思います。 天皇陛下は憲法上はもちろん民法上、刑法上も日本国民ではないのです。つまり日本の法律では拘束されないのが天皇と皇族です。 日本国籍がない皇族は、厳密には日本人ではありません。しかし天皇は権威を持っていますが、権力者ではありません。権威というものは、長い歳月を経た伝統から生まれ、「神格化」によって作り出されました。 大日本帝国憲法(明治憲法)下においても、国家の大事は、議会、閣議で決定され、天皇が独断で決めたことはなく、天皇の真の使命は祭祀なのです。祭祀とは「神々や祖先などをまつること」です。 皇族の皆様も同様、飯を食い、トイレで用を足し、テレビを見たり、本を読んだり、ゴルフやテニスを楽しんだり、恋愛をして結婚し子供を産むなど、私達、一般国民と同様です。 天皇や皇族には戸籍もありませんが、戸籍の代わりに「皇統譜」というものがあり、名前や出生日時・場所などが登録されます。 また皇族は、年金ももらえません。当然、教育の義務や勤労の義務、納税の義務もありません。このように、日本国民の三大義務はないので、日本国民ではないことの裏付けができます。 しかしながら、平成、昭和、大正、明治時代、江戸時代、室町時代、鎌倉時代、平安時代、奈良時代、飛鳥時代(「日本」国号が定められる)、大和時代(倭国、天皇制始まる)、弥生時代(倭国百余国に分立、邪馬台国「女王、卑弥呼」、倭奴国「金印」)、縄文時代、旧石器時代と歴史を遡ると、時の権力者は上皇の院宣や天皇の宣下といった権威を利用し、その政敵を朝敵などと指定させ、その統治権を正当化することが多かったのです。 21世紀の現在でも、天皇の権威を利用しようとする輩が多いのは、まことに嘆かわしい事と思います。天皇の権威を利用して、国民を思い通りに動かそうとする日本の総理大臣はお見苦しい限りです。 豪雨の最中の10月25日(金)も祝宴「饗宴の儀」の2回目「三権の長ら出席」というニュースが流れ、その一方では「福島・いわき市の宮川が氾濫」「千葉県 10河川12カ所で氾濫か」「千葉で冠水 児童78人が孤立」いったニュースが入って来ます。 更に、饗宴の儀は、「即位礼正殿の儀」の参列者を招くもので、10月29日と31日にも立食形式で行われた、そうです。 このように地方では、多くの国民が災害に見舞われているこの時期に、「即位礼正殿の儀」などやるべきではないと思うのです。 高齢者講習 さて、今年は私の自動車運転免許の更新の年ですが、その前に、今年から高齢者講習を受講しなければなりません。高齢者講習と言いましても、交通安全のビデオ鑑賞と説明、適性検査、運転技能など約2時間で、講習手数料が5,100円でした。これはどう考えても無駄な出費と思うのです。 高齢者講習の義務化は、高齢者の事故が増えているからなんですが、本当でしょうか。ちょっと調べてみたら、次のような統計がありました。 年齢別免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は 16~19歳が(11.43人) 70~74歳は(4.40人)これは私の年代 (但し80才以上になると極端に死亡事故件数が増えていきます。) とのことで、若年者の方が70~74歳よりも人命に関わる交通事故を起こしているわけです。従いまして、自動車保険は若年者の掛け金が高い訳です。そういう訳で、若年者講習も実施したら如何でしょうか。 まあ、儲けるのは自動車学校だけだと思いますが。
また高齢者講習を受けても更に、運転免許更新時には手数料2500円かかります。優良運転者講習受講者は講習手数料500円がプラスされて3000円ですが、高齢者講習を受講した高齢者は、運転免許更新時の講習がなく、視力検査のみで自動車免許証が受け取れます。 ここで私が一番苦手としているのは、視力検査です。そのため運転免許用のメガネを作るため、いつも富士メガネのお世話になります。今回も両眼で0.7ギリギリでしたが、これで何とか頑張らなければなりません。 さて、自動車運転免許更新当日ですが、まず、服装はスーツを着てネクタイを締めて行きます。服装で人格が判断される場合もあります。そして「交通安全協会」に入ります。 次に視力検査。私の場合、出来るだけ混んでいる列に並びます。そのわけは、検査が甘くなると思うからです。前回5年前も視力が0.7ギリギリだったためなのか、試験官から「メガネを合わせてきてくださいね」と言われましたが、免許証は交付されました。 女性の試験官は検査が厳しく、融通が利かないので、避けた方が良いでしょう。案の定、視力検査で不合格になった受検者もいました。 そのため、今年も男性の試験官で、出来るだけ混んでいる列に並び、不安げに視力検査を受けたところ、マーク(ランドルト環)2~3回の検査で、わずか十数秒で合格しました。メデタシメデタシ いつも思う事ですが、弱視が交通事故の原因になったケースは、全体の何パーセントくらいか知りたいですね。私は、飲酒運転やスピード違反などの方が、弱視よりも遙かに多いと思います。 母の容態
8月以降は、母の厄日が続きます。 まず、8月中旬、老人ホームにて腕や足の負傷と皮下出血や腫れ。 ヘルパーの言によりますと、ベッドガードに頭をぶつけそうになったので、それを防止するため、ヘルパーが母の手を引っ張った事による皮下出血との事です。 翌朝、老人ホームの看護師が、母を琴似の病院に連れて行って診察して貰ったところ、骨折が無いとの事で一応安心しました。 しかし、翌日、皮下出血が広がってきたので、今回は私が老人ホームからクルマを手配して頂き、札幌市西区の「大野病院」に母を連れて行きました。 そして血管の検査時間数分を含めて1時間待って、皮下出血の症状を診て貰ったところ、医師から「何ともありませんから」と僅か2秒(2分ではなく2秒です)の説明で、異常が無い事が分かりました。 札幌市西区の病院って、そんなもんですかねぇ。 他にも、西区に「山の上病院」という介護療養型病院もあるのですが、ここも、症状が軽い患者はまともな診察もしてくれません。 私の場合、腰痛で一度診て貰った事があるのですが、痛み止めの薬や湿布薬もくれなければ、腰椎牽引などもしてくれません。 それでも、診察費はまともに取られます。腰痛はどうにもならないと言う事なのでしょう。まあ、やはりそんなもんなのでしょう。(これは私、個人の感想です) そして母は、9月下旬に熱が下がらず、「新札幌聖陵ホスピタル」 それ以降は、老人ホームで抗生剤の点滴治療を続けて頂き、2週間くらいでほぼ全快しました。 更に今度は先月10月下旬、熱が下がらないので、札幌市西区の「北海道医療センター」に入院しました。 詳しい病名はまだ分かりませんが、高齢のためなのか、今まで発症しなかった病気が現れたのかも知れませんね。 「医療費について」 これからも患者の医療費負担がどんどん上がり続けるでしょう。更に、75才以上の医療費の自己負担が10%から20%に上がるそうです。私は、病人から金を取る事には反対です。 特に、大病院では、紹介状を持たずに外来受診した場合、初診料とは別に定額負担として5,000円以上支払わなければなりません。この負担金は病院が自由に設定できるため、病院によっては1万円以上となるところもあるとのことです。 しかし、個人病院で受診していた患者が、もっと高度の医療を受けたいので紹介状を希望しても、医師は簡単には承諾しないでしょう。様々な理由を付けて個人病院での受診や治療を進められるか、逆に「馬鹿にするな」などと怒られるかも知れません。 札幌市北区にある「一見さんお断り」の北大病院では、この高額な定額負担金100%全て、病院側の利益になるそうです。 その北大病院の元経理担当者は「定額負担金を払う患者はいいカモだ」と言います。 大病院って、そんなもんなのでしょうか。いや、やはりそんなもんなのでしょう。
消費税増税 10月から消費税が8%から10%に増税されました。2%の増税で、たいしたことがないように思われますが、年間の生活費に100万円使うとしたら2万円、200万円で4万円増税される事になります。従って消費税10%では、100万円で10万円、200万円では20万円の税金を納める事になります。 年間10万円~20万円節約するのは難しいかも知れませんが、2万円~4万円なら、まず、安倍政権の提灯持ちである御用新聞をやめるだけで、年間約5万円節約できます。 新聞に書いてあるニュース等は、いつでも、しかも新聞よりも早くインターネットで読む事ができます。私は、最近の報道関係者を見ると、安倍内閣の茶坊主集団に見えてきます。 そもそも、消費税収は「法人税減収の穴埋め」に使われているようなものですから、大企業の利益剰余金390兆円と膨らむ一方です。しかし、いくら大企業が肥え太っても、日本企業の99%を占めている中小企業の御利益はほとんどありませんし、従業員の所得の増加もありません。 それにも関わらず、その約半数は選挙に行きません。このような奴隷根性の国民が選んだ安倍政権ですから、大企業と富裕層が肥え太り、貧困層が住みづらくなるのは仕方がないのかも知れませんね。 安倍政権には何もしないで貰いたい。消費税増税の他に、医療費や介護費、食料品や各種公共料金の値上げなど、安倍が動けばロクな事はない。 こういう事を書くと左翼と言われるかも知れません。いや言われても一向に構いませんが、しかし、どういう訳か、いままで一度も左翼と言われた事はありません。逆に私の上司から「石川君は右翼だね」と言われていましたが、その訳は今でも分かりません。 私が左翼と呼ばれて困るのは、左翼の方々でしょうね。何せ、真の左翼は「報道関係者は安倍内閣の茶坊主集団」と呼んだり、「国民は奴隷根性」などと言いませんからね。 私は、社会には二つの勢力があると思っています。 一つは保守系。もう一つは革新系。しかし、一部の野党の党首は「自分は保守」と言っているので、現時点での革新系は少ないかも知れません。 『保守系の人々の特徴』:生活にゆとりがある。障害者・高齢者など社会的弱者を扶養する必要がない。親の財産など、相続で引き継いだ資産がある。保守系の政党を支持する事で何らかの利益がある。政治家の不祥事には、ある程度目をつむる。 『革新系の人々の特徴』:生活にゆとりがない。障害者・高齢者など社会的弱者を扶養している。親の財産などはほとんど無い。正義感が極めて強い。政治家の不祥事を絶対に許さない。 以上は私、個人の見解ですが、当たらずとも遠からずでしょう。 保守系や革新系から縁を切る、あるいは縁を切られるのは簡単です。インターネットなどで彼らの支持政党の批判を繰り返せば良いのです。 しかし私は、相手が保守系でも革新系でも、隔たり無くお付き合いしています。八方美人かも知れませんが、いつか必ず私の立場を理解してもらえると確信しているからです。 私はあくまで貧困層の立場で、これからも自由と平和のために闘い続けたいと思います。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2019/11/5 石川栄一 |
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暑中お見舞い申し上げます。 今年は猛暑、ことのほかきびしい夏でしたが、皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。 近況報告を書こう書こうと思っていましたが、暑さのせいか、なかなか手に付かず、とうとうお盆になってしまいました。おかげさまで、相変わらず元気に暮らしておりますのでご安心ください。
先日、8月9日に父の墓参りに行ってきました。 いつも墓参りで思い出すのは、戦後間もない昭和20年代、食糧難の頃の墓参りです。うちの先祖の墓から、少し離れたところで、墓の陰から様子を伺っている同年代の子供がいることに気がつき、私が近寄っていくと、その子供の後ろに大人や子供数人がゴザをひいて座っていました。おそらく、お供え物を食べながら生活しているのかと思いましたが、私達は、知らないふりをして帰宅しました。 北海道の主要都市(室蘭市、釧路市、根室市、函館市、小樽市、帯広市、旭川市など)は、十数隻の航空母艦から発艦した延べ3,000機以上の米軍の艦載機による空襲の被害を受けました。 ところが、札幌市にも空襲がありましたが、死者は農家の男性1人のみで、被害は京都市と並んでほぼ皆無、空襲をほぼ免れた誠に運が良い都市です。 そういう事もあり、札幌市には、運悪く戦災で家を無くした家族が大勢集まったようです。結果的に、札幌市の市民は、危険な地方都市に疎開するよりも、札幌市内から動かない方が安全だったと言うことになります。 函館市、小樽市、帯広市、旭川市や、戦略上全く意味のない農村部も無差別攻撃されましたが、逆の立場に立てば、日本軍も中国やインドシナ等で同様なことをやっています。戦争とはそういうものなのです。 元・皇軍兵士だった私の父がよく言っていたことは、「軍隊は人間が行くところではない」、「敵を殺さなければ自分が殺される」、「お前たちには絶対に銃を持たせない」、「赤紙(召集令状)が来たら俺が代わりに戦争に行く」等々です。 平時での殺人は許されませんが、有事では、国の命令により敵を殺します。父が口癖のように言っていた「敵を殺さなければ自分が殺される」、それが戦争です。また軍刀は、一人でも斬ると、血糊が付着して斬りづらくなり、斬れるのは、せいぜい三人程度が限界だったそうです。 しかし接近戦では、斬れなくなった軍刀は使い物にならなかったわけではなく、棍棒代わりになったようです。 テレビの「御家人斬九郎」や「長七郎江戸日記」といった時代劇で、よく出てくるバッタバッタと相手を斬り倒す殺陣のシーンがありますが、あのような斬り合いは絶対にあり得ないそうです。
さて、母の近況ですが、2015年5月に心不全を患いましたが、奇跡的に病状が回復し、昨年の3月に、特別養護老人ホームに移転させて頂き、1年と4ヶ月が経過しました。 今年も施設にて「ふれあい夏祭り」という催しがありまして、昨年に引き続き、業務用ビデオカメラで撮影しDVDに編集して、施設の方にも四〇枚差し上げたところ、たいへん喜んでいただきました。 ところが「ふれあい夏祭り」の最後のプログラムは、入居者によるコーラスなんですが、母はあまり気乗りしなかったせいか、機嫌が悪く、あまりにも写り具合が悪かったため、ズームアップで撮った映像を、もう一台のカメラで撮ったロングショットの映像に差し替えました。 母がどのような状態でも、私一人が見る分には問題は無いのですが、親族に配布することも考え、病状を心配されたらお互いに困るため、仕方なく動画の差し替えを行いました。 「ふれあい夏祭り」のビデオ映像より(右の欄に掲載)
最近、高齢者によるアクセルとブレーキ踏み間違いが原因と思われる交通事故が増えているようなので、非常に簡単な「アクセルとブレーキ踏み間違い警報装置」なるものを作ってみました。
アクセルとブレーキ踏み間違いによる事故を防止するには、自動ブレーキ搭載車を購入すれば問題ないのですが、あと何年運転できるか分からない私のような高齢者には、お金の無駄ですので、2,770円で踏み間違いを素早く回避できれば、大きな事故に繋がらないと考えました。 念のため、この「アクセルとブレーキ踏み間違い警報装置」について、適法かどうか、道警にメールで確認したところ、電話で「こちらでは判断できないので、所轄である西署の交通課に問い合わせてください」という返答があったので、西署の交通課に問い合わせたところ、「改造かどうか判断できないので陸運局に問い合わせてください」、そして最後に「道警本部にも交通課があるんですがね」という返答で、何だかアクセルとブレーキ踏み間違い警報装置に関しては、警察は関わりたくないような印象を受けました。 そこで、陸運局に問い合わせたら「踏み間違い警報装置の音が外部に漏れないことと、内部の装置に影響を与えなければ問題はありません」という回答でした。と言うわけで、今回、製作して取り付けた踏み間違い警報装置の法的課題はクリアできたと思いますので、安心して運転をしています。 緊急時、ブレーキと間違い、アクセルペダルを目一杯踏み続けると、警報ブザーが大音量で鳴り響きますので、即座に踏み間違いと気づきます。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2019/8/15 石川栄一 |
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皆様、こんにちは。お変わりありませんか。今日の札幌は曇りで、気温のほうも暑からず寒からずで過ごしやすい一日でした。 4月から5月にかけては、庭木の冬囲いを外し、小さいながらも自慢の庭の手入れをしたり、草花を植えたりしていました。 中腰で作業をすると、年のせいもあり腰が痛くなります。それが、年々酷くなります。庭いじりが出来るのも、あと数年でしょう。
ゴールデンウィークの10連休は、どこにも行かずに、自宅でLPレコードばかりを聴いておりました。まあ私の場合、365連休ですから、暇つぶしはお手の物です。 レコードカートリッジも、いつの間にか12本になり、一日1本づつ交換しても12日かかります。
ブルックナー(フルトヴェングラー指揮)ファンの広原氏には悪いのですが、今回は、私の好きな「マーラー交響曲第3番ニ短調」で試聴します。動画は、多少、カメラにバックノイズが入っていますが、ご了承ください。また、ゴムシート部分しか掃除していないせいか、レコードプレーヤーも少し埃っぽいです。 今回のAMPは真空管アンプ(6CA7pp)、スピーカーBOXは自作、ウーファーはアルテック、スコーカーはコーラル、ツィーターはパナソニック、セルラホーンにパイオニアと、半世紀前からのシステムを使用しています。
「殺伐とした雰囲気」 最近の世相は何となく、殺伐とした雰囲気が漂っています。 人間は誰でも、程度の差こそあれ「恨み・妬み・嫉み・嫌み・僻み・辛み」を持っています。人は自制心でそれらをコントロールしています。 しかし、人間に限らず、全ての生物は、自分が生きるために他者を殺して食べるという本能を持っています。 人間社会では、法律で殺人を禁止し、理性のある人間を育てています。 極端な話、動物の世界でも、人間と同様に進化し、領土を持ち、法治国家になったら、人間は、そこに攻め込み、動物の肉を食べられなくなります。 しかし人間社会で殺人が許されないのは、「平時」のみであり、「有事」になれば、国の命令に基づき、敵を殺すことになります。当然、味方も大勢殺されるでしょう。 平時でも有事でも、人を殺すことは許されない事ですが、自分たちを守るためには、それも必然になるのは運命だからです。 有事の原因は、国家間においても「恨み・妬み・嫉み・嫌み・僻み・辛み」があるからです。「恨み・妬み・嫉み・嫌み・僻み・辛み」を持った人間の集合体が国家であるため、救いようがありません。これは、悲しいことではありますが、仕方がないことでもあります。 人間は誰でも、自分が一番大切なのです。世間では、利己主義とか言われて蔑まれますが、人間は皆、利己主義なのですから、全く悲観することはないのです。 「犬は三日の恩を三年忘れず、猫は三年の恩を三日で忘れる」という、ことわざがあるように、人間もまた猫型のようなものなのです。これは、悪ではありません。当然なことなのですから。
母の容態 老人病院から特別養護老人ホームに移転してから、1年が経過しました。92才を過ぎた母ですが、日増しに元気になってきたように感じます。 やはり、病院と養護施設とでは、治療や食事、リハビリの方法などが違うからでしょうか。 ほぼ3日毎に見舞いに行っていますが、まだ私の顔や名前も忘れていないようで、安心しております。私の方が先にポックリ逝くかも知れません。 私の大叔母も80歳の頃、認知症を患い、老人病院に入院しましたが、見舞いに行くたびに徐々に記憶がなくなっていき、最後は私の名前も忘れてしまいましたが、大叔母の「この人は大学関係の人だ」という言葉が今でも耳に焼き付いています。
Servo people (サーボ ピープル) サーボの語源は奴隷。『命令に忠実に動くこと』という意味です。 奴隷は命令(指令)に対して、忠実に動く(動作)の意から、このような動きができる制御機構をサーボ機構と呼んでいます。サーボ機構は、忠実に動作するためには俊敏かつ、精度の良い動きが要求されます。 サーボ機構の特長は、任意の指令に対し、物体の位置・方位・姿勢などを追従させることです。サーボ機構に使われるモータを、サーボモータと呼びます。サーボモータは、制御指令に瞬時に応答できる性能が要求されます。 さて、日本の民衆も、弥生時代の過去から、令和の現在に至るまで、サーボモータの如く、支配者に洗脳され騙されて、命令に忠実に従ってきました。私はそれらの人々のことをサーボピープルと呼んでいます。そして、彼らサーボピープルは、保身のために平気でウソをつきます。 このような多くの民衆が、時の政府やマスコミに洗脳され騙されて、不安が幾重にも重なった人間社会が、形成されてきたのです。 現在、安倍政権がホラを吹き、いくらデタラメをやっても、暴動やクーデターが起こらないのは、長年に渡って養ってきた宦官・去勢ブタのジャーナリストを抱えた御用マスコミによる日本人奴隷化の成果であるとも言えます。 平時でさえ物を言わない民衆は、有事でも永久に物を言わないでしょう。戦後、アメリカから与えられた民主主義は、物を言わない民衆によって簡単に葬られ、物を言うホラ吹き安倍政権による圧政が続きます。 こういう私のような人間を「左翼」という方々も結構いるようですが、右から見れば、左に見えるだけのことです。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2019/5/31 石川栄一
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正月から月日が経つのは早いもので、もう2ヶ月経過しました。 皆様、お変わりありませんか。私は先日まで風邪で伏せっておりましたが、ほば回復しました。 若い頃は風邪を引いても2~3日で治ったものですが、今は一週間以上かかります。まあ年のせいだと思えば仕方がないでしょう。ただ、この間、母の見舞いに行けなかったので、少し心配になります。
さて、1月の下旬に、私の母の卒業記念アルバム(【題名】大東亜戦争下に活きて)を母の了解を得て札幌市中央図書館に寄贈しました。戦時中のアルバムなので、その頃の女学校の様子が手に取るように見られます。 「主な内容(写真)」 奉安殿、栄えある校旗、校訓 校長 伊坂員維先生 卒業の頃の恩師 入学当時の恩師 ■ 聖地参拝の旅(修学旅行) 宮城前、楠公銅像、明治神宮外苑 絵書館、明治神宮、靖国神社、 清水寺、嵐山、伊勢神宮 宇治橋、 ■ 大東亜戦争下の私達 札幌神社参拝、歩武堂々、第一回全道中等学校体操大会式に 下のリンクは【大東亜戦争下に活きて】をスキャナーにて電子化した写真集です。 『札幌市立高等女學校』大東亜戦争下に活きて https://legend.live7.jp/SapporoKojyo.html
1月~3月上旬までは、雪が積もる度に除雪作業に励みました。1月上旬、重たい雪を処理するために、ヤフオクで中古のスズキの除雪機を購入したのですが、完動品という触れ込みを信用したのが失敗で、雪を噛んだ途端にオーガ(前の雪を集める部分)が止まってしまうという代物でした。 修理と運送代に相当な経費がかかりましたが、30年以上も前の機種なので、まあこんなものかと自分は納得しました。
軽いサラサラ雪には、今までのホンダ『HS655』が活躍します。これも20年前の機種で、当初はスズキと同様、雪を噛むとオーガがすぐに止まるという不具合のためオートランド札幌でクラッチの交換をしてもらい、その後は、順調に働いております。 しかし、市の除雪車が盛り上げていった雪にはホンダ『HS655』では、とても刃が立たないので、スズキS865ESの8馬力が活躍します。 30年前の除雪機は人間の年齢で言えば、70才から80才相当かも知れませんが、私と同様に何とか頑張れます。まあ、そのうちにポックリ逝くのが何となく予知できます。
自宅は海抜180mの高台で、札幌市内でも豪雪地域に位置していますので、例年、札幌市中心部よりも積雪ゼロの日が1週間くらい遅れます。 除雪の範囲は、自宅周辺と西側に100m、北側に200m位です。 本当は近くのバス停までやれたら良いのですが、時間と燃料代がかかるので、一回300m程度に抑えていますが、それでも近所のお年寄りから喜ばれるので自己満足しています。
子供の頃は、学校から帰れば近所の友達と外で遊ぶ日々でしたが、今は毎日のように隠居部屋でオーディオビジュアルを楽しんでします。それとコンピュータを加えてAVCの日々を送っています 最近のテレビは、コマーシャルのための放送、さらに再放送、再々放送、再々再・・・再放送、そして全く面白くもないお笑い番組が多く、これ以上つまらなくなりようがないくらい、つまらない番組ばかりになってしまいましたね。 このようなテレビ番組は、低レベル廃棄物番組としか言いようがないと思っています。そしてバカ騒ぎのクイズやバラエティ番組と、韓国ドラマの連発。トドメは、去勢豚=田崎、島田、小田ら=『宦官・去勢ジャーナリスト』を集めての安倍内閣ヨイショばかり。本当にマスコミにはクズが多すぎます。バカ番組であれば、内容はどうでも良いのでしょうか。 そこで私は、1年前からスカパーの「時代劇専門チャンネル」を楽しんでいます。何せ番組中にコマーシャルが入らないのが大きな魅力です。 私が時代劇専門チャンネルでよく見る番組は「暴れん坊将軍」「遠山の金さん捕物帖」「御家人斬九郎」「夜桜お染」「刺客請負人」「織田信長」などです。大体の時代劇では、最後には必ず正義か勝つことになっているので、ストレスの発散にもなります。 自宅で大画面で楽しむのは、やはり何と言ってもスペクタクル映画でしょうね。昔、一世を風靡した70ミリ大型画面とマルチ・トラック時代の『ベンハー』『エルシド』『キングオブキングス』『クレオパトラ』『アラビアのロレンス』『スパルタカス』『戦争と平和』といった歴史劇が一番です。そのDVDやブルーレイは全て買って楽しんでいます。 私が最近、amazonから買ったDVDは『ピラミッド』(原題 LAND OF THE PHARAOHS)です。
『ピラミッド』あらすじは右の欄へ。 「映画 ピラミッド」予告編 Youtube
プロジェクターで映画を楽しむのは迫力満点なのですが、とにかく電気を食います。EPSON EB-S04のノーマルモードで291Wですから、2時間の映画で電気代は15円くらいでしょうか。大したことないか。それが毎日では、月に約450円になります。 また、このプロジェクターは3000lmと明るく、映像はたいへん綺麗なのですが、細かな文字が荒く解読がいまいちなので、プレゼンテーションに利用するには不向きです。映像だけなら良いのですが、やはり家庭用なんでしょうね。
現在のオーディオ装置は、以前とそれほど変わりはありません。 メインのアンプは、パイオニアのVSA-LX52「7.1チャンネル ジッターレス PQLSマルチサラウンド」とYAQIN MC-13S EL34X4 真空管プリメインアンプ。 ブルーレイディスクレコーダーには、SONY BD/DVD BDZ-AT350Sを使用しております。他には、LDプレーヤー、VHDプレーヤーやVHS/ベータビデオデッキ、8ミリビデオデッキなどがありますが、使用する機会は減りましたね。今はオーディオラックの飾り物になっています。 私も飾り物にならないよう、いつまでも正しく生き抜こうと思っています。では、今日はここまでにしたいと思います。 2019/3/22 石川栄一 |
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初春のお喜びを申し上げます。 幸せな一年でありますよう お祈りいたします。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は、台風や地震、そして大停電など、大きな自然災害がありましたが、平和な日々がいつまでも続けば、この上ない喜びであります。 全ての人々が生きることに幸せを感じ、その喜びを周りの人々に伝えていくことが大切ではないかと思うところです。 今年、私は6回目の年男になりました。幼少の頃から、猪突猛進で突き進んできましたが、最近、年を感じるようになりました。 昨年、我が家に喪中葉書が例年の倍以上の15通も届くと、朝起きる度に『今日も自分は生きている』と思うと同時に、”今日も頑張るぞ”と元気が漲ります。 今年は、統一地方選挙と参議院議員選挙がありますが、お人好しの国民はどうでも良いと考えているので、有権者の半数以上は棄権にまわるでしょう。それは、年収2千万円以上も貰いながら、何の役にも立たたない国会議員が多すぎて、彼らを養うために、国民が苦労をすることはないと考えているからです。 今、私にとって重要な問題は、2%の消費税増税です。 年間消費金額が200万円として、単純計算で増税分4万円を多く支払わなければなりません。4万円節約するには、新聞をやめるか、テレビ(4台分の電気料金)をやめるか、どちらにしようか迷います。 私は新聞にしてもテレビにしても、洗脳装置であると思っています。 その結果が日本人のヒツジ化です。 猪突猛進の亥年である私から言わせて貰えば、洗脳された国民の多くは、「被曝を怖がるのに、原発再稼働の政党に投票する」「消費税増税に反対なのに、増税する政党に投票する」「安保法制に反対なのに、安保法制に賛成した政党に投票する」「戦争に行きたくないのに、憲法を変え、徴兵制度の復活を目指す政党に投票する」のが現実になっています。 このように、日本国民への洗脳は北朝鮮と同等かそれ以上でしょう。 安倍政権の不祥事に対しては、自民党に投票した有権者にも、少なからず責任があるといいたいですね。 かつて、井上弘(TBS会長など歴任、民放連会長)氏は、こんな発言をしています。 「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実」。さらに「日本人はバカばかりだから、我々テレビ人が指導監督してやっとるんです」等 テレビ人に、ここまで言われても、騙されている事に気づかない国民の多くは、先天性のお人好しか、救いようのない奴隷根性としか言い様がありません。 そもそも、共産党を中心とした革新勢力が、過去数十年に渡って、国民の人権と暮らしを守り、生活向上や平和を訴えても、一向に政権が取れないのは、ヌカにクギ ・ 暖簾に腕押し ・ 馬の耳に念仏 ・ 馬耳東風 ・ カエルの面に小便の如くです。 結果、革新勢力の主張が間違っていたのか、それとも国民が変革を望んでいないのか、いずれにしましても、自民政権が続く限り、国民生活は、低賃金や物価高、公共料金の値上げ、さらに様々な権利と社会保障が切り捨てられ、窮地に追い込まれます。 おそらく、日本国民はそれでも良いのかも知れません。 <アメリカ第33代大統領 トルーマン回顧録> 日本は軍人をボスとする封建組織のなかの奴隷国であった。そこで一般国民は、一方のボス=天皇の下から、他方のボス=占領軍の下に切りかわった。彼ら多くの国民は、この切りかえについては、新しい政権の下に「生計が保たれていければ」別に大したことではないのである。 このトルーマンの言葉が、日本人の奴隷根性を裏付けています。
さて、母が病院から特養に移ってから、10ヶ月目に入りました。 3日ごとに見舞いに行っていますが、インフルエンザのワクチンを打っていないので、少々心配です。現在のところ、施設での流行の兆しはありません。 昨年、インフルエンザのワクチン注射が原因かどうか分かりませんが、体調を崩したので、今年は打たないことにしました。 この結果、母がインフルエンザに感染して肺炎でも起こしたら、親戚や友人から何か言われるかも知れませんね。 人間の考え方は一人一人様々で、100人いれば100通りの考え方があります。私の場合、親戚だけでも100人以上おりますので、いちいち気にしていたら、何も出来ません。 その場合、植木等の「遺憾に存じます」([詞]青島幸男 [曲]萩原哲晶」)でも歌って、スカッとするしかないでしょうね。
昨年、2018年11月23日(金曜日)、2025年万博、日本万国博覧会(大阪万博2025の開催が決定しました。 7回目の年男まで頑張りたいですね。さし当たり、EXPO'2025が開かれる2025年まで健康で元気に生きていきたいと思います。 EXPO'2025開催決定記念 撮影 石川栄一 ■ EXPO'70 日本万国博覧会 【大阪万博】 スライド (YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=zasin6YC8SM ■ EXPO'70 日本万国博覧会 【大阪万博】動画 (YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=RtCM-ITzdTU EXPO'70では、アメリカ館に展示された『月の石』を、三時間も並んで見てきましたが、EXPO'2025では、何が目玉なんでしょうね。 6年後が楽しみです。 では、今日はここまでにしたいと思います。 2019/1/11 石川栄一 |
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2018年の報告はこちらです。 2018年の近況報告 |
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